今日はバレンタインデー♪
どこもかしこもチョコレート一色のこの季節。
いつもバレンタインというと、
大好きだった男の子を神社に呼び出してチョコレートを渡したときの甘酸っぱい記憶と
薄暗く湿った神社の記憶が鮮やかに蘇ります、新人staffです!
(いったいなぜあんなコワいところに呼び出したりしたんだろう…)
ああチョコレート、チョコレート☆
こんなにみんなに愛されているたべものって他に存在するでしょうか。
チョコレートってやめられないとまらない、
かっぱえびせんよりも強烈な中毒性がありますよね。
ひとはどうしてこんなにもチョコレートに魅了されてしまうのでしょうか。
じつは先日、チョコレートの魅力に獲りつかれたひとりのシェフのイベントに出席してきましたー☆
渋谷ヒカリエのお店で
「どうもー!」
「こんにちは」
とぴかぴかの笑顔で元気なおにいさんがいると思ったら。
その名も”鎧塚俊彦”シェフ。
かの有名な「Toshi Yoroizuka」(トシ・ヨロイズカ)のオーナーシェフであり、堂店舗を含む一連の「Toshi Yoroizuka」ブランドを運営する有限会社アトリエ・サンセールの代表取締役も務める。妻は女優でありタレントの川島なお美さん。
この鎧塚シェフがエクアドルでカカオ農園をつくったそうで、
その名も「Toshi Yoroizuka Cacao Farm」。
本日はそのカカオでつくったチョコレートの完成披露会。
なんとこのカカオ農園、チョコレートの原料であるカカオ豆がとれるまでに4年もかかるんだそうです。
「本当にいちからはじめたこのカカオ農園はたくさんの人の支えと協力がなければ決して実現しなかったと思います」
興奮冷めやらぬ熱い口調でカカオ農園ができるまでの4年間を語る鎧塚シェフ。
このカカオ農園にはものすごい努力や苦労があったようで、
今年はじめてとれたカカオ豆をみて言葉もなかったそうです。
鎧塚シェフといえば、
「網膜中心静脈閉塞症」により左目が失明の危機というニュースが衝撃でした。
妻である川島なお美さんの献身的な支えにより二人で病気を乗り越えたんですって。
川島なお美さんといえばそれまでワインが好きなお笑い系のお姉さんという印象しかなかった(すみません)ので、
その話を聞いて180度印象が変わりました。
毎日のカロリー制限の食事の用意から
おしゃれな鎧塚さんのためにスーツに合うアイパッチを取り寄せるなど
涙ぐましい日々があったんだそうです。
そこまで支えたいと思うほど大切な人に出会えてうらやましいとすら思ってしまう…。
そして辛かった日々を全く感じさせない鎧塚シェフのエネルギーは
奥様の深い愛情に支えられてこそなのかもしれません。
『皆さん、チョコとバナナってなんで相性がいいんでしょう、わかります?』
『それはね!南米の畑では隣同士に生えてるからなんですーー!!』
と終始元気いっぱいな鎧塚シェフの姿に思わず目頭が熱くなりそう…。
そんな鎧塚シェフが畑から製法までこだわりぬいて作ったチョコレートがこちら。
ほんとうのチョコレートは荒々しく、果実の味がするんだそうです。
苦くてすっぱいなんともいえない不思議な味がしました。
ちなみに前に座っていらっしゃる方はエクアドル大使の奥様。
脱線ついでに、
川島なお美さんの美しさを保つ秘訣はバスタイムの過ごし方だそう。
「寒い日、家に帰っていちばんにしたいことは、
温かいお風呂にはいること。
温かいお湯に包まれると、なんだかホッとしますよね。
私、バスタイムは自分の体を慈しんであげる時間だと思っています。
毎日、手で全身に触れていれば、体や肌の変化にも気づきます。
そういう小さな変化にも気づくぐらい、自分の体に愛情を持って接することが、“美”に繋がるはず。
バスルームには自分しかいないんだから、たまには涙を流してもいい。
お風呂には、今日の悲しみやつらさを洗い流してくれるパワーがある気がします」(※女性セブン2012年2月16日号)
素晴らしいことを仰っておられます。
じぶんのからだに愛情をもって接することが”美”に繋がるはず。
すっかり川島なお美さんのファンになってしまった新人staffでした。
「Toshi Yoroizuka Cacao Farm」の詳細はこちら
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/