ついこの前まで、雪もふる冬だったのに、急に温かくなる北国の春さきは
とってもキレイな緑がキラキラとあふれていて、私が最高に好きな季節です☆
この時期のほんの数週間だけいただけるのが、山の恵み「山菜」!
みんなこぞって収穫し、春の恵みを味わいます。
収穫をして、沢山食べるのをみんな楽しみにしています☆
これは、なんでしょうか?
良く見ると、にょきにょきと、何かが生えています。
田舎の人なら、誰でも分かることだと思うので恐縮ですが、蕨です。
小さい頃、このくらい成長したものを採るといいといわれ、よくおばあちゃんと収穫していました。
上のほうの「葉っぱ?」が開いてくると筋っぽくなってしまい、食べられないのでNGです。
丁度いい頃に、収穫しないといけません。
「うるい」は、我が家は数年前から畑に植えています。
とっても瑞々しくて、美味しい「うるい」。
沢山収穫できますし、わたしは大好物です。
これは「ウド」。
畑の端っこのほうに、自生しています。
自生しているので、色は緑色にちかく、お店で売られているものよりも
インパクトがあって濃い味がするように思います。
「たらの芽」です。
北国の世界は、冬から初夏にかけて、
白銀の世界⇒茶色い枯れ草と残雪の世界⇒
茶色い枯葉の中、若芽と若葉が黄緑色にキラキラと生まれてくる世界⇒
濃い緑のまぶしい初夏
へと生活を取り巻く世界が変化します。
たらの芽は、「茶色い枯葉の中、若芽と若葉が黄緑色にキラキラと生まれてくる世界」
のころ、桜が終わり新緑に向かい始める最初の時期に、茶色い世界の中で芽を出します。
これが、茶色い世界の中で、黄緑の芽があると結構目立ちます。
(思えば、この「たらの芽」の採れる頃が、色々な山菜の収穫時期です。)
この時期ばかりは、丁度いい頃合を見逃さないように
地元の人たちは、よく目をみはって観察します。
行者にんにく。
こんなに生えているのはかなり地元でも珍しいそうです。
母方の祖父が、大切に育て、去年まではまったく収穫しないで増やしてきたそう。
今年は、どういう心境の変化か、「全部とってしまえ」、と何回も言われました。
軽装で赴き、こんなに抱え切れなかったので全部は取れませんでしたが、、。
すごい量です。
これは、なんでしょう?
これも、つい最近から実家で栽培するようになった「しいたけ」。
他の野生のキノコ類は、岩手では全て秋に採れると思うのですが、
栽培の「しいたけ」は春らしいです。
不思議です。
食べきれないくらい、つぎつぎに出てくるそう。
こんなに大きくて、しっかりしていて、期待も高まります。
しいたけ、っておいしいですよね。
そして、収穫できた山菜での、念願の山菜料理☆☆
これが、年に一度、この時期しかない料理です。
ほんとうに、うれしい!
まずは、てんぷらです。
しいたけ、たらの芽、こしあぶら。
「ローズソルト」‥http://www.rose-salt.net/で頂きました。
ローズソルトはまろやかで、旨みがあるように思うのですが、てんぷらにもよく合います。
行者にんにく味噌。
近所に住んでいる親戚のおばが、作り方を教えてくれたのを覚えて、
早速調理しました。
油で、味噌をいため、砂糖を適量いれ行者にんにくを入れます。
分量などを聞いていないので、これが正しいかは分かりませんが、、、。
ごはんに乗せると、行者にんにくの風味がきいていて、おいしかった!
以前、ブログでも書いた、「ウド炒め」。
http://aquavi.net/blog/2010/05/post-37.html
これは、私の大好物です。
これも、この時期しか食べられません。
たぶん今年はこの日だけですね。
「ウルイ」の味噌汁。
蕨のおひたし。
これは、帰りに、その叔母からもらい、今朝たべました。
おいしかった。
今回の帰省は、山菜ばかり食べました。
実家の仕事の手伝いもして、からだも沢山動かしたので
身体もかるくなり、デトックスした気分です☆
いいGWでした♪
ここからは、岩手のきれいな景色を載せます。