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    名前:AQUAVI 新人 staff
    性別:女性
    趣味:読書・海へ行くこと

    東京在住。かに座。A型。実家暮らし。トマトが大好物。
    ぷー君のような犬がほしい。
    LOHASで素敵な大人の女性に憧れている。

    ▼前担当者
    (2008年6月~2013年7月迄)

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    名前:AQUAVI staff うえむら
    性別:女性
    岩手県出身。かに座。30代。
    ワンパク犬ぷー君と同居。

    現在、2人と1匹のペンション暮らしを計画中☆

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ひなまつり

3月10日、サドの日。
高校時代からの友人と、新潟県の佐渡島にいってきました。

通常、この時期は日本海の荒波が厳しい季節で
フェリーも運航を取りやめるくらいの季節らしいのですが、
念願かなってフェリーも予定通り運航し無事に佐渡島につくことができました!

わたしが楽しみにしていたのはこれ☆

hinameijisyouwa201203.jpg

相川地区というところの、「ひなまつり」です。

「ひなまつり」のこの時期、相川地区では個人宅を開放して、昔ながらの「おひなさま」を
観光で来るお客さんに見せているのだそうです。

「ひなまつり」を見せる、ってどういうこと??
と思ったのと同時に、珍しいお雛様がたくさん残っている「相川地区」・「佐渡島」
というところにとても興味をもちました☆

「伝統」「文化」がしっかりあるということは、「京都」のように「文化」が面白いに違いない!

そう思いました☆

hinaedo201203.jpg

1泊2日で時間がありませんでしたので、
街の観光ガイドの方に聞きましたら、めずらして見ておいたほうがいいというところを
何軒か教えていただきました。

先程の写真もそうですが、こちらは「三木石材店」さんが開放してる「おひなさま」。
先程の写真は、昭和と明治時代のコラボです。

こちらは江戸時代のもの。

向かって左側の「武者雛」がおもしろかったです。
初めて「武者雛」というものを知りました。
江戸時代にはそういうものがあったのですね。
世の中、知らないことばかりです。

400nenntudukuienohina201203.jpg

そして、こちらもとっても感動しました!

伊藤家さんの「おひなさま」です。

一番上にある大きな大きなおひなさま、はなんと「享保」時代のもの。
「享保の改革」って、たしかありましたよね。
400年くらいたっているそうです。

着物もかなり古く、劣化しているこの「享保雛」を何十年も前に見つけて
新たな着物に着せたことによって、新たに命を吹き返したそうです。

私が見たことの全く無いくらいの大きさで、50センチくらいはあったと思います。 itibannfuruihina201203.jpg

下のお雛様は、比較的最近のものらしいのですが
「享保雛」の大きさには圧倒されます。

hinagohann201203.jpg

そして、おひなさまの前には、おいしそうな食べ物が♪

おひなさまにお供えするものが決まっていて、「ちらし寿司」「鮭の塩焼き」「卵焼き」
だそうです。
「おひなさま」に「おいしいご馳走」をお供えすることにもびっくり!

「伊藤家」の家の方がいろいろと「ひなまつり」について教えてくださったのですが
60代半ばくらいに見えるその方が小さいころは
「おひなさま」のある家にお呼ばれし合って
順番に各家のこの「おいしいご馳走」を食べて回ったのだそう。

いつからその風習があったのでしょうね。

興味深いですね。。

昔から「政治犯」とされた人がながされたという「佐渡島」。
順徳上皇を始め貴族や武士、日蓮など宗教者が暮らしたそうです。
時の権力者に疎まれた「世阿弥」も「佐渡島」に流され、その後、江戸時代から「能」が広まり、
今は島内に「30」もの能の舞台があるそうです。

また、この「ひなまつり」のあった「相川地区」の山のほうには「佐渡金山」があるのですが
こちらは徳川幕府が江戸時代1601年に金山の採掘をはじめてから、つい最近の1989年まで
採掘は行われていたそうです。

文化がおもしろいのも納得できますね。

sadonoyane201203.jpg

佐渡の民家の屋根は、こういう感じ。

昔ながらの家は、どうやら屋根の上に「石」を置くみたいですが
ほとんどの家が、「瓦屋根」で、家の壁は木が多いようです。

景観が美しい家が多いようにおもいました。

mati201203.jpg

こちらは、佐渡の南端にある昔ながらの街が残る「宿根木」というところ。

素敵な町並みですよね。

今もこの街には、変わらず多くの人が住んでいるようでした。

sadokouyoujyu201203.jpg

文化ももちろん面白かったですが、自然も多いのも佐渡の魅力。

佐渡島出身の人がいっていたのですが「根菜がとにかく美味しい」のだそうです。
「根菜が美味しい」ということは、土壌が豊か、ということです。

私が佐渡にきて、まず気になったのは上のような山々ばかりが見えること。
なんで、山が白いのかな?と思ったのですが、広葉樹の落ち葉が落ちてしまって
そこに雪が降るから、白い。
針葉樹ではなく、広葉樹だから、こういう山並みに見えるのですよね。

アクアヴィ原料開発者の平井氏によると
広葉樹のあるところの大地は、針葉樹のそれよりも微生物も多く、より豊かな自然が作られるそうです。
そこの大地は肥え、川や海に流れ出てもプランクトンも多く豊かな漁場が作られるそうです。

佐渡は、日本の中でも食糧自給率がとても高いそうです。

文化的にも、自然的にも、食的にも住んでいる人が誇りに思える島なんじゃないかな、、、
そうおもいました☆

また、是非いきたいです!