実家の祖母に、手打ちうどんを食べて欲しいと思い、はじめて挑戦しました!
祖母はうどんが大好きで、小さい頃からよく手打ちうどんを作ってくれました。
いまも長寿で健在ですが力が弱いために、うどんを作らなくなってもう十年以上になるでしょうか。
そろそろ作れなくなるから、「教えたい」と言ってくれたのに
その頃は、祖母が作れなくなる気がしなかったので教わらないでしまいました。
すこし後悔しています。
喜んでくれると嬉しいなと思い作ることに決めました。
まず、大量の粉を練るところからはじまります。
これが結構力がいりました。
祖母の力で、随分高齢になるまで作っていたことにびっくりしてしまいます。
はじめは練っていると固いのですが、だんだん柔らかくなり、その後
ビニールでくるんだ形にしてから踏みつけます。
もっと柔らかくなったところで、常温で2~3時間寝かせます。
そして祖母専用の延べ棒で生地を延ばします。
(家を立てた30年ほど前に、大工さんがケヤキの木で特別に作ってくれたのだそうです)
手つきがままならないです。
難しいです。
祖母が一定のリズムを刻んで、かっこよく延ばしていたのを思い出します。
わたしは、よろよろです。
一定の大きさ、厚さにしたら切ります。
ここで、失敗しました、、、
間に入れた粉が少なすぎました。
なべに入れる前に、麺と麺がくっついてしまいました。
ほんとうはすんなり鍋に入れられるはずなのに、ここでくっついた麺と麺を
切り離す作業が増えてしまいました、、
みんなに手伝ってもらい、なんとか出来上がりましたが、こんなに短い麺に。
次は気をつけようと思います。
できあがりです。
うどんの粉の裏面にある作り方と、祖母がつくっていたころの記憶だけをたよりにした割には上出来だったと思います。
そんな簡単に出来るわけない、と言っていた家族も喜んで沢山食べていました^^
肝心の祖母からは、「もっと、すねえといいなあ」と。
「すねえ」とは、「弾力があって、噛みごたえがある」ことを言います。
「ちょっと柔らかすぎるので、もっとコシのある麺がいいなあ」ということでした。
もっとよくこねると、弾力が出るのだそうです。さすがです。
でも、喜んでくれました^^
もっと精進して、いつか祖母が「美味しい」と言ってくれるうどんを作れるようになりたいです。