みなさまは、「日光金谷ホテル」をご存知ですか?
創業は明治6年(1873年)で日本最古のクラシックリゾートホテルで、なんとその歴史は130年。
平成17年11月には、歴史的価値のある本館(増設部を除く)、新館、別館、スケートリンクに隣接する竜宮(観覧亭と展望閣)が国指定登録有形文化財になったというとても素敵なホテルです。
ホテルの歴史にはこう書かれています。
”修験道の聖地として、徳川家康の霊廟である東照宮の地として信仰の山だった日光は、明治維新の開国により、諸外国から訪れた外交官など高官や知識人などのエキゾチックな避暑地として発展してきました。
1873年(明治6年)、ヘボン式ローマ字綴りでお馴染みのアメリカ人J.C.ヘップバーン(ヘボン)博士の知遇を得て、自宅の一部を外国人の方の宿泊施設とした[金谷カッテージ・イン]、これが[金谷ホテル]の始まりです。”
http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/index.html
幼馴染がむかしから宿泊してみたかったらしく、急遽こちらに旅行することにしました。
ヨーロッパなどに行くとふつうに100年くらい前の建物があり、街に溶け込んでいる姿がいいなあとおもう反面、日本にはほとんど無いことを私は残念に思っていました。
ですから、このホテルと出会えてとても嬉しかったです。
明治初期の開業以来、趣を残しながらも時代時代で増改築を続けて現在に至るそうです。
文化財になるだけのことはあって、本当にモダンで趣があります。
そこにいるだけで、建築や家具に目が行き、わくわくします。
夜は、こんな素敵な外灯がホテルまで照らしてくれます。
こちらはホテルに行く途中にある同じ系列のレストラン前の公衆電話。
とてもかわいいです^^
バーの前
次の日、こんな素敵なものを発見しました。
130年の間、寂れることなくずっと「いつか行ってみたいホテル」でありつづけたのは
こういう思想を持ち続けているからなのだろうと思わずにはいられません。