素敵な出会いがありました。
その方は、以前「湘南ロハスショップ」のときに書いた「エコライフ ゆたか」さんの常連さん。
きっと、70代半ばくらいの素敵な女性です。
「エコライフ ゆたか」さんは、お店のおかみさんが素敵だからだと思うのですがとてもひっきりなしにお客様が来て、お店のおかみさんと沢山お話をして帰っていきます。
その中の一人が、その女性です。
わたしも、お二人が話している中に入ってお話をきいていますと
どうやら二人は、夫婦の関係についてお話をされているようです。
「あれは、賭けだわ」「あたし、ほんっとにそう思うわ」
「愛情なんてそのうち無くなるんだから、欲しいなんてあたしは思ったこと無いわよ」
「あたしなんて、最近やっと愛情感じ始めたんだから」
70代くらいの方が、そういうことを言うなんてなんだか微笑ましいなあ、と思って聞いていましたら
「あなた、やるだけのことやったから、そういうことが言えるのよ」とお店の方。
よくよく聞いていますとその方は今年7月に旦那様を亡くされていたようです。
長い間、看病をされていたようです。
その後も、「年よりは病院に行きすぎよ、みんな「死にたい、死にたい」っていいながら、なんであんなに病院に行きたがるのかしら?」
「あたしなんか、心配性の先生に「心臓に影があるから、他の科を紹介しますので精密検査受けませんか?」って言われたけど、「結構です」って断ったわよ。心臓で一気に死ねるなら、そのほうがいいわよ。」
「あと、そうなったら下手に救急車とか呼ばないで、逝っちゃったほうがいい。
そこで処理しちゃうから、本人もその後からだ動かなくなりながらつらい思いして生きなくちゃいけなくなる、周りだって大変よ。」
「人なんて、死ぬ前は8時間くらいは苦しんだほうがいいのよ。」
びっくりしました。
世の中に、こんな風に考える人がいるんですね。
わたしは、死ぬ時は出来るだけ苦しみたくないとおもうのですが、
「死ぬ」ということをこういう風にうけとめられるんだなあ、と感動しました。
最近の趣味は、絵手紙をお友達に書くこと、だそうです。
とっても、すっきりさっぱりしていて素敵です。
こんな風に受け止めていけたら、人生楽しそうです。