根っからの食いしん坊のせいかお料理上手の母のおかげか、
苦手な食べ物がひとつもない新人staffです。
2年前に生牡蠣にあたって以来、
食べたくても食べられない気持ちがすこしわかりかけてきたこのごろ。
今朝の新聞に驚きのニュースが載っていました。
日経新聞2013/12/16
なんということでしょう。
前回のアレルギー講習会でも取り上げましたが、
やはり食物アレルギーが増加していたのです。
しかも今回の調査にあたり給食を提供する小中学校579校を対象にした抽出調査では
約4千人に食べ物アレルギーがあり、
このうち原因食物を除いた給食を提供されている生徒は
61.1%だったことも判明したとか。
それでは4割のこどもは危険を顧みずに給食を食べてしまっている…?
おそろしい。
アレルギー講座でもその対応次第で最悪の結果にいたる可能性が十分にありながら
危険の認識が低いことを問題にしていました。
2004年度の調査よりも12万4千人の増加というこの結果はただごとではないようです。
この調査結果をうけ早急に食物アレルギー事故防止策が出されることを願うばかりです。
前回のアレルギー講座の木村先生の言葉が蘇りました。
「原因はおそらく環境の悪化と化学物質でしょうね。
日ごろから気をつけていただきたいことはスキンケアと、規則正しい生活です」。
環境の悪化により、小さな子供に影響が出ていることは胸が痛いけれど事実です。
そして、今回は成人のアレルギーはなぜか調査の対象から外れていますが気になるのは、
成人になってからアレルギーを発症するケースも最近増えているということ。
アレルギーの発症については人によってさまざまですがやはりお肌の乾燥や免疫の低下により、
日頃なんでもない物質を刺激やアレルギーだと誤って体が反応してしまうんだとか。
なので、スキンケアが大切なのですって。
みなさまにはぜひ、バリア機能を高めるためにこまめにスキンケアを。
アクアヴィソープ、クレンジング、バスソルトは環境改善に。
そして日頃から規則正しい生活を心がけて、アレルギー物質を体内に入れないように、
入れてもそれに負けないように体を冷やさない、
たっぷりと栄養を取って免疫を高めてほしいと思いました。
誤って原因食材を食べた際にショック症状を緩和する自己注射薬「エピペン」を保持している子供は2万7千人もいるのだとか。
きらきらイルミネーションが美しい街のなかで、
おいしいクリスマスディナーが美味しく食べられない子供がいるかと思うと。
気持ちは焦るばかりの新人staffでした。
写真は恵比寿ガーデンプレイス