栄養たっぷり！　「種」も食べなきゃもったいない！

ひまわりの種と言うと「ハムスターの餌」という印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、ハムスターだけに食べさせておくのはもったいない優秀な食べ物です。

リノール酸などの不飽和脂肪酸や、ビタミンE、ビタミンB群などのビタミン類、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類が豊富に含まれています。

ひまわりの種に含まれる不飽和脂肪酸やビタミンEには、血中のコレステロール値を下げ、血流を良くする働きがあります。
生活習慣病などの予防につながるだけでなく、肩こりや冷え性などの改善も期待できます。

また、ミネラル類が豊富なため、肌や髪などを美しく保つことにも役立ちます。
女性に不足しがちな鉄分が豊富なのもうれしいですね。

かぼちゃを料理に使う場合、一般的には果肉の部分を
食べますが、かぼちゃの種もとても栄養価の高い食品
です。

欧米では古くから食用として広く用いられてきました。

かぼちゃの種には、リノール酸やオレイン酸、パルミチン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
良質なたんぱく質、ビタミン・ミネラル類もたっぷり。

身体の機能を高め、疲労回復、免疫力アップなどの効果が期待できます。
血流が良くなり、新陳代謝も活発になります。

また、かぼちゃの種にはβカロテンやビタミンE、セレンなど抗酸化作用を持つ成分が豊富に
含まれています。
このため、活性酸素を抑え、老化防止やさまざまな病気の予防に役立ちます。

ひまわりの種やかぼちゃの種と比べて、日本では認知度が低く手に入りづらいですが、「亜麻仁の種（フラックスシード）」「麻の種（ヘンプシード）」「チアの種（チアシード）」なども欧米では健康食品として 普及しています。

ネットなどで購入できるので、試してみるのも良いでしょう。

種を食べる場合は、できるだけ生で食べるのが良いとされています。
健康に良いと言っても、脂肪分が多いので食べ過ぎには注意してくださいね。